2023/10/23 09:52

本と平和が、一直線でつながることはない。

一冊の本が、平和への扉をあける鍵であることも、あり得ない。

それでも人は、橋をかける。

自分の内へ、外へと。

なぜなら人は、橋をかける意志を失ったとき孤立し、平和を失う。

だから、私たちは生まれてからずっと、橋をかけつづけるのだ。

人生を豊かに輝かせるために。

著者が語る、永遠不変の読書の真理。